rizuのブログ

しげぴのことをつらつらと。

粛々と積もる話①

幕開けから1週間弱経ったところで、何度か見に行かせてもろたので、毎度の如く超私的に感想をつらつらしたいと思います。

(n回目ですがゴリゴリのネタバレありな為「だァッからまだはじめちゃんとか会ってねぇんすわ」って方はブラウザバックをオヌヌメします)


さて、そもそもですが、私はiakuが好きです。

最近では「逢いにいくの、雨だけど」を観劇しましたが、あの限られたスペースしかない小屋で織り成されるストーリーがたまらなく好きです。


数年前iakuで公演された粛々と運針が今回はじめちゃんをシゲで、しかも場所はパルコ劇場?!最初は驚きました。しかし、横山さんはもちろんウォーリーさん、ひびのさん、脇をかためる演出陣のすごいこと凄いこと。。

応募の段階から楽しさがキャパオーバーしておりました。


私的初日は中央列の中央席という初日には申し分ない最高な位置でした。バンザイ。

前日のゲネの写真で衣装を見て「え、あの肩のDカンなんですの?」って思ってたけど、なぁるほどですね!!登場シーンで納得。糸で繋がれているわけですわ。演出、そして衣装の秀逸さ、さすがです…


冒頭のGOMAさんとリズム隊の音楽に合わせた緻密な動き。見入ってしまいました。

途中、演者全員がなにやら口を動かして何かを言ってるなぁと、何言ってるんだろうなぁと思ってたのですが、先日加藤シゲアキ上顎確定演出席(※)に座った際「チクタク」と発言していることが判明し大変すっきりしました。

(※後ほど詳しく解説します)


全体を見てやはり凄いなと思ったのは、

「場面転換が目まぐるしいにも関わらず完全暗転が1度も無い」

ということ。これはiakuあるあるなのかもしれませんが、あかりの薄暗さ、スポットライト、音楽、動き、この全てで場面を表現しているのが凄いと思うのです。逆に言うとそれらだけで勝負している。日常の会話劇なのに小道具も必要最低限。よく考えたらそもそも劇の始まりもリズム隊のTAMで始まりますからね。ディジュリドゥの音程の違いや、小物楽器たちによって場面の様子がはっきりと分かるのが凄い、音が見えるってこういう感覚?!という気持ちになります。


さて、ここまであたかも演劇が分かった玄人のような発言をしてきましたが、ここからはガッツリオタクやらせてもらいます。

が、しかし、またまた長くなってしまったのでこちらを毎度の如く、ブログ①とし、区切らせていただきます。


え、オタク目線ってなに!?キニナルゥ〜という物珍しい方がいましたら是非②をご覧下さいませ。


ではでは。